滋賀県、腰痛治療

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腰痛の原因は睡眠時の姿勢?

2019年02月12日
このような書き出しは二度目ですが、直接 又はお電話でご自分の症状をおっしゃり、「あれってどう言うことなんですか?」などとお問いになられることがあります。

ここで少しその詳細をご紹介しましょう。

腰痛の原因は寝るときの姿勢

1番多いご質問はやはり腰痛のことで、起床時の起き上がりに腰痛を生じさせられ、立ち上がってしまえば痛みが消えたり、或いは気にならないほど痛みが小さくなったと言う場合ですが、それは多くの場合背腰部の柔軟性の欠如が疑われます。

そのような人の多くは寝る姿勢に問題があり、横を向いた姿勢で寝ておられることが多く、仰向けで行儀良く寝るのよりは背や腰が丸まってしまうために起こるのです。

従来から背腰部の弾力性の低下が見られるのですから、丸まった腰の骨(腰椎)は正常位に比べ後方に突出していますので、腰椎が前傾していることになり、身体を起そうとした時点ではその状態を維持しています。

先日の新着情報でもご紹介しましたが腰椎の前方を椎体と言い、その部には椎間板が治まっており、後方を椎弓と言い、その部には縦に神経の束である脊髄が治まっており、五個ある腰椎間の隙間から神経が横に出ているのですがそれを腰神経叢と言います。

腰椎が前に前傾した状態では、神経の出口付近の隙間が狭くなり、上下の腰椎の骨が神経を圧迫してしまうため腰痛につながるのです。

それで完全に立ち上がってしまえば腰痛が消えるとおっしゃる人では、起立姿勢で腰部を触っていただくと腰部の筋肉よりも腰椎が凹んでおり、後端しか触れることはできませんが、筋肉と同じだけ触れるとおっしゃる場合でしたら慢性的に前傾していることになります。

前者の場合でしたら、仰向け姿勢で寝ることがそれほど苦ではないと言えますので、薄い座布団やバスタオルを丸め、仰向け姿勢の膝の裏にあてて寝ていただくと、横向きになることを妨げることができます。

後者の場合でしたら、ちょっとした腰を屈める動作や、急な振り向き動作などで腰椎がズレるいわゆる[ギックリ腰]の危険があると言えるでしょう。

それは普段から軽い前傾姿勢を維持しているため、両側の筋肉(腰部脊柱起立筋)の筋力低下が予想できますから、更なる前傾姿勢や急な振り向き動作で一部の腰椎が元に戻らないことがあるからです。

ズレは極小さなものですから、レントゲンに写らないことが多く、病院などでは[特発性腰痛]と診断されることが多いようです。

防止方法は普段の姿勢を気をつける

[突発性腰痛]を防止するためには初期のうちなら良い起立姿勢を心がけることや、立ったままで背屈運動を毎日数回行なうことで防止できます。

長年その状態で来られた人とか、既に数度ギックリ腰を起こしたとおっしゃる人の場合でしたら、脊柱起立筋の弛緩術や腰部脊柱矯正の必要があると言えるでしょう。

そのような人の多くは、いくら座布団やバスタオルを巻いて寝ても寝てすぐにその姿勢が辛くなり、「横を向いてしか寝られない」とおっしゃるのです。

それでは自力でその姿勢を改善することができないと言うことですから、私達のような理療師の施術が必要となるわけです。

そうならないためにも常に起立姿勢に気をつけて、立った姿勢で腰の骨に触れないか時々触ってみて、しゃがみ仕事や椅子に座った仕事をしていても、立ち上がった際は背屈運動をして、腰椎の飛び出し二機を配って柔軟性の維持に努めてください。

日常生活で腰痛症状を起こす原因は種々あり、この続きは次回とさせていただきます。

著者プロフィール

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兼田 茂和

国家資格あん摩マッサージ指圧師保有。
日常的に抱えている慢性痛に対し、その痛みの原因を追究して根本を改善することで、痛みの軽減を目指します。日々、人の命を預かる重みを感じ、ひとりひとりに合った施術で、最後まで誠心誠意施術致します。

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  • 腰痛の原因になる歩き方

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