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病院に行くほどではないけれど5 : 腕が重たい
- 2024年09月03日
- 今回のテーマとして、病院を受診するほどでも無いような痛みや、日常ちょっとした不自由を日頃から感じておられた人の症例をご紹介させていただいております。
先月は水筒やペットボトルのキャップを捻れず、手の異変を感じておられた人の症例を二例ご紹介しました。
何れの人も上肢の筋肉の過緊張により握力を発揮できずにおられたのですが、筋肉の緊張緩和を図ることで難を逃れたのでしたが、おそらく病院を受診されたとしても早期の回復が困難だったのではないでしょうか。
今回ご紹介する症例は普段から肩から先が重たく感じておられ、腕時計を装着するのも躊躇われていた人のお話です。実例:腕が重たい + 手作業が億劫
いつもでしたら当院を受診された人の症例をご紹介するのですが、「腕が重たい」とこの症状だけを訴えられて直接来られる人はおられません。
では何故このテーマを今回取り上げたと言うと、「腕が動かし難い」と訴えて病院を受診される人がおられるようです。
凡その人は鎮痛剤の投与を受けて帰宅されるのですが、勿論寛解には程遠く、その自覚症状を我慢を余儀なくされることになるでしょう。
本当に患者のためを思う医師でしたら「筋肉の凝りを解してくれるところに行きなさい」と言ってくれるのですが、幾度も「まだ治らない」と訴えなければ先の言葉を告げないのが現状のようです。
今までにご紹介した症例で[肩凝りが感じ難い]と言う人の中に、普段から腕の重たさを自覚されておられた人もおられますが、それだけで病院を受診することは無かったようです。
では自覚症状はどんなものがあるかと言うと、
① 腕が重たく肩がだるい
② 上肢の動作が辛い
③ 手指を含む掌が冷たい
④ 痺れを感じる
⑤ 詰めの変色 又は変形
などと言うものがあり、①や②は一度の治療(按摩)で寛解しますが、③と④は複数回の施術が必要になるかもしれません。
⑤につきましては長期間の治療を必要とするでしょう。
何れの症状も血流障害が原因となる場合が多く、その場合は血流を阻害する筋肉の圧迫を取り除く按摩と、血流を促進するマッサージで寛解をお約束できるでしょう。
中には手指の痺れが神経障害によるものもありますが、その起因となる箇所が上肢にある場合は、我々のような施術者が治療を施せることもあるでしょう。
著者プロフィール

兼田 茂和
国家資格あん摩マッサージ指圧師保有。
日常的に抱えている慢性痛に対し、その痛みの原因を追究して根本を改善することで、痛みの軽減を目指します。日々、人の命を預かる重みを感じ、ひとりひとりに合った施術で、最後まで誠心誠意施術致します。
WEBサイトの営業電話はお断りしております。