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何処で診てもらったら良いの?:体幹の歪み→肩凝り=胸郭出口症候群

2025年12月26日
今年も残り少なくなりました。
日頃より疾患をお持ちの方々の一助となるよう記事を書いてきましたが、まだ残念ながら「助かった」とか「参考になった」とのお声を聞くことがありません。ですから一層努力し、皆様のお役に立てるよう心がけたいと存じます。

さて今回のテーマとして肩凝りで生じる様々な症状についてご紹介してきましたが、「大袈裟」などとは思わず、「こんな事もあるんだな」と参考にしてくだされば幸いです。
先月は東洋療法が欝症状に及ぼす効果について述べさせていただきました。
現在まで数人の患者さんがお越しになられましたが、何方も帰宅時には「来て良かった」とお言葉をいただき、少なくとも多少の効果が見られたようです。
今回ご紹介する症状は良姿勢の崩壊により頸肩背部や上肢の諸筋肉の過緊張(凝り)で来院され、中でも多くの人たちに見られる体幹の異常について述べさせていただこうと思います。
その症状とは一方、または両側の胸部や肩関節辺りの違和感で、胸や肩の突っ張りを感じるとか、自分ではなんとも感じないのに他人から姿勢の悪さを指摘されるような疾患です。酷い人の場合でしたら咳やクシャミの際、胸腔内に鋭い痛みを生じることがあります。
それ以外の自覚症状では100%の深呼吸ができず、無理に行なおうとすると患側の胸に「ピキッ」と疝痛発作のようなものを感じることがあります。
これは感側の鎖骨と第一肋骨間、若しくは第一肋骨から第四肋骨間の隙間が狭くなり、呼吸時に(※注1)胸郭が広がることができず、内外肋間筋の伸展が不能になることで痛みを生じさせるのです。
鎖骨と肋骨の間や上下の肋骨間には筋肉が存在し、鎖骨と第一肋骨の間の筋を鎖骨下筋。第一から下位の肋骨間の筋肉を内・外肋間筋と言うのですが、呼吸時に痛みを生じるのは狭くなった鎖骨と第一肋骨・第一肋骨から下位の骨間が胸郭のゆがみで狭くなっていて筋肉の強制収縮を余儀なくされているからです。

※注1)胸郭とは:
胸背部の骨は胸の中央に胸骨・左右に上端は鎖骨・下部は肋骨・後部は胸椎で構成されています。
画像や骨格模型があれば明確に判るのですが、ちょっとイメージしてください。
胸部の皮膚や筋肉、胸腔内の心臓や肺を取り除けばまるで篭のように見えるでしょう。ですから胸の篭=胸郭と名づけられたようです。

文頭に記したように、体幹(胸郭)の歪み=胸郭出口症候群の原因は仕事によるものが多く、左右のどちらかで起こる場合は職種によって違いが出ます。
一例を挙げますと大工さんや鉄工所で働いておられる人なら、材料を切断する道具を使う際に切断しようとする物を片手で固定します。
もう一方の手は道具を握って材料を加工するのですが、固定した側の腕は前方に体重をかけて動かないようにします。

短時間の作業でしたら何も起きませんが少し長い時間でしたら胸郭の歪みが生じるでしょう。
また事務作業でパソコンを使う人では、マウスを握った手は前方に出したままとなるでしょう。
材料を加工する作業とは違い体重をかけた作業ではありませんが、利き腕が常に体幹から離れ前に出しているわけですから、胸郭に捻りが生じたままとなります。
胸部の異変で多くの人が想像されるのが肺臓の異変ですが、病院を受診しレントゲン検査では正常な肺が写るはずですから、当然医師は「異常無し」と告げるでしょう。
更にこの症状では、同時に併発するのが患側の肩関節の異変です。その側の腕を挙上させようとすると脇に突っ張り感を覚えるのですが、それは歪んだ胸郭の骨間から出る腕の神経に圧迫が加わるからです。
殆どの人は日常腕を完全挙上させるようなことをされないため、気がつくのが遅れて別の疾患と思われることが多いのです。

上記のことは日頃より肩凝りを生じさせられている人に多いのですが、そのような人でしたら身体の自然なカーブが失われ、胸椎が後方に飛び出していることが多いようです。
治療は脊柱矯正術に加え、肩凝りを解す施術で比較的簡単に完治が果たせますが、上記のことを内科疾患と勘違いされておられると厄介です。
他人から姿勢の悪さを指摘されたり、胸背部に異変を感じ病院を受診して「異常なし」と診断されたなら、脊柱矯正が図れる治療院を受診してください。

今年もこのホームページをご覧いただいて真に有難うございました。
当院は来年も特に休診日を設けず元旦から営業しておりますので、何かお困りのことがあればお電話ください。
来年が皆様にとって良い年であることを念じております。

著者プロフィール

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兼田 茂和

国家資格あん摩マッサージ指圧師保有。
日常的に抱えている慢性痛に対し、その痛みの原因を追究して根本を改善することで、痛みの軽減を目指します。日々、人の命を預かる重みを感じ、ひとりひとりに合った施術で、最後まで誠心誠意施術致します。

お気軽にお問い合わせください tel:090-9217-2959 WEBサイトの営業電話はお断りしております。

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