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何処で診てもらったら良いの: 実例① 身体の歪みによる睡眠障害
- 2026年05月29日
- 今回のテーマとして肩凝りによる諸症状について述べさせていただいてきました。
前回は虚血性眼疾患について述べさせていただきました。
頸部の諸筋肉の凝りで頚動脈に圧迫が加わり、顔面部の諸動脈、取り分け眼球を栄養する血流が滞ることで毛様体筋が萎縮し、レンズの役割をする水晶体が薄くなって固定することで視力低下を及ぼすものでした。
早期のうちなら頸部の緊張緩和治療で血流の改善が果たせ、視力の回復も期待できるのですが、血流が滞る期間が長ければ長いほど完全回復が難しくなると言えるでしょう。
今回からは姿勢の悪さから生じることの多い、幾つかの症状の実例をご紹介させていただこうと存じます。
実例① 同じ姿勢で寝ていられない → 睡眠障害
Bさん二十二歳男性は公務員で事務作業をしておられます。
当院を訪れられたのは連休前で、主訴は右腕の疼きだけでした。
上記でだけと記したのは上肢だけの症状とは思えず、「他に自覚症状はありませんか?」と尋ねると、「仕事中や寝ている際もじっとしていられず、姿勢を換えないと肩甲骨周辺に疼きを感じる」とおっしゃいました。
触診してみるとBさんの頸肩部の諸筋肉は硬く張っており、胸腰椎は上位胸椎が著しく後方に飛び出しており、次いで上位腰椎も僅かに飛び出しています。
「腰は痛くありませんか?」と尋ねると、Bさんは「時々感じる」と答えられました。
それで頸肩部と上肢の施術後仰臥位姿勢になっていただき、肩関節付近のベットとの隙間の左右差を確かめました。
すると右側の背中(肩甲骨も含む)が、左側に比べ右側が明らかに高く浮いているのです。
つまり右側の肩関節と胸部が立位では左側に比べ、前方に突出しているわけです。
早く言えば、注)胸郭に歪みが生じて右側が前屈姿勢が増していることになるのです。
注意:胸郭とは
左右の肋骨と背部の胸椎と胸部の胸骨とをカゴに見立て、これを胸の篭、つまり胸郭と表すのです。
これで仰臥位姿勢で寝ていたら、歪んだ胸郭(特に背部)に強い違和感や軽度な疼痛を感じてしまうでしょう。
ですから今度は右側を下にした側臥位姿勢では100%の側臥位ができず、腕の痺れや上腕上端付近の疼きを感じてしまいます。
ですから就寝時には幾度も体位変換が余儀なくされ、結果その都度意識が覚醒してしまうために睡眠不足に陥られるのです。
しかし治療は簡単、脊柱矯正術で胸椎を元の位置二戻し、表層の大胸筋と肋骨間の内外肋間筋を緩めれば整復が果たせます。
Bさんは主訴に無かった胸郭の歪みまで完治させられたことで、ご満足いただいてお帰りになられました。
もし睡眠障害で悩まれておられるなら、畳やフロアーの上で仰臥位姿勢になり、左右の肩甲骨の床面との隙間の左右差を手指を差し込んで確認してください。
それで左右差が確認できたなら、脊柱矯正が果たせる治療院を受診してください。
脊柱矯正ができる治療院が近所に無ければ、各都道府県の鍼灸マッサージ協会にお問い合わせになり、徒手矯正を業とする治療院を紹介してもらってください。
著者プロフィール

兼田 茂和
国家資格あん摩マッサージ指圧師保有。
日常的に抱えている慢性痛に対し、その痛みの原因を追究して根本を改善することで、痛みの軽減を目指します。日々、人の命を預かる重みを感じ、ひとりひとりに合った施術で、最後まで誠心誠意施術致します。
WEBサイトの営業電話はお断りしております。
















