大津市在住 Bさん 47歳 事務員
現在の仕事は事務員で、以前は電気部品のメーカーで工員をしていました。
工場で仕事をしていた頃は10kgほどの荷物を持つことがありましたので、肩や腕、腰や膝に常に疲労感を感じながら仕事をしていました。
これでは体が耐えられないと転職し、現在の仕事に就いたのでしたが首や肩や腕の疲れは変わりませんでした。
家に帰れば家事仕事に追われ、夜お風呂に入ってから家族の者に首や肩を揉んでもらうこともありましたが酷い時には、朝起きたときから頭痛がして、仕事を休ませていただくこともありました。
頭が痛い時には睡眠不足気味となり、布団から立ち上がっても意識がはっきりとせず、腕も重たく感じて「今の仕事も私には合わないのか」と思うようになりました。
勿論病院には行ったのでしたが、電気をあててもらうだけであとはシップをもらって帰るだけと言うものでした。
電気はあててもらっている時には気持が良いものでしたが、帰宅する途中で疼きが襲って、その後は頭がふらついて日常生活も苦しんでいました。
その後電機をあててもらうだけならと、毎日仕事の帰りに接骨院に通いましたが回復が見られませんでしたので、違う治療を試そうと兼田治療院を受診したのです。
先生の治療は色々な方向から首や肩を施術していただき、最後は首を念入りに治療していただきました。
ベッドから立ち上がって首や肩の具合を確かめましたが、頭や首、肩が軽く感じて頭重感や腕の重たさが感じられなくなっていました。
頭や首の症状が良くなったことからよく眠れるようになり、普通に仕事に行けるようになり、家事仕事も難なく行なえるようになりましたが、一ヶ月から一ヵ月半ぐらいに一度、そろそろ危ないかなと感じるようになれば先生に治療をお願いしています。
先生のコメント
Bさんの場合、痩せ型で頸肩背部の筋肉はその呈を成しておられず、Bさんの体重の10%を占める頭を支えるには筋力不足と言えるものでした。
顔面動脈の拍動を触知してみると希薄で、頸部で頚動脈が締め付けられて血流障害が生じているもので、意識障害はこのためと判断できるものでした。
頚椎は自然な彎曲が失われ、同時に7個ある椎骨の可動性も失われており、一般に呼ばれております[ストレートネック]を生じておられました。
骨に貼り付いた筋肉を剥がし、血流改善を図ったうえでストレートネックの治療にかかりました。
机に向かい事務をされておられたことで、自然な彎曲が失われたBさんの首は、遠くを見るように姿勢を真っ直ぐにされても、頭部の体重がそのままダイレクトに首に罹り、痩せた頸部の筋肉の過緊張により頭部に到達する血流を阻害してしまっておられたのが病態でした。
施術後、首や肩の柔軟運動を指導してBさんの治療を終了としたのでした。
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