滋賀県、腰痛治療

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  • Tさん 29歳 男性 コラムニスト(自称) 京都府京都市在住 慢性腰痛(腰部脊柱管狭窄症)

Tさん 29歳 男性 コラムニスト(自称) 京都府京都市在住 慢性腰痛(腰部脊柱管狭窄症)

僕は一日中 家で過ごすことが多く、外出は滅多にしない生活をしてきました。
その原因は先天的な虚弱体質なためで、外出先で気分が悪くなったり、体のどこかに不調をきざしたりすることが多く、それを避けるために極力外出を避けてました。
仕事は自宅でもできる文筆家を目指していましたが、才能に恵まれてないのかいくら書いても入選はおろか、本になったことはありません。
仕方なく現在のようなことをやってますが、それでも机に向かっていることが多い生活をしてました。

そのためか、仕事をしていたら腰痛を感じるようになり、我慢の限界を迎えるのも時期を要しませんでした。
市の総合病院でレントゲンやMRIで検査してもらった結果、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
担当医師の話では、手術しか治す方法が無いと言うことでした。
ところがそこで大きな問題が生じたのです。

先天的に虚弱体質の私の循環器系は、出血を伴うような手術に耐えられないと言うことでした。
それで今度は循環器内科を受診することになり、投薬治療や日々の生活改善により外科的手術に耐えられるタイミングを謀ることになりました。
当然のことですが、その間も腰痛に苛まれ、寝ていても、起きていてもその痛みに耐えかね、飲む鎮痛剤の量は減りません。
一年が過ぎても病状が良くなることもなく、体調が整うこともなく、とうとうベットから起き上がる回数も減りました。

そこで家族の者が外科的手術以外の方法で治療してくれるところを四方八方探してくれ、兼田治療院を見つけてくれたのです。
電話での相談は母親がやってくれ、「どうやら手術でない方法で治療ができるかもしれない」と判断したのです。

当日は先生自ら車椅子を押して、タクシーまで迎えに来ていただきました。
問診は既に電話で母がやってくれたみたいで、すぐにベットに移って治療してもらいました。
何度か体の向きを換え、腰だけでなく股関節や膝も触っていただきました。
治療後、立ち上がるように言われたのですが「こんなにすぐには治るはずがない」と思ったのですが、不思議なことに痛みは小さくなっていました。
僕の背や腰の骨が同世代の人に比べ弱いとのことで、以後 数回の治療を受けることになり、次回の予約を取ってその日は帰宅しました。

何度か通院しましたが、治療してもらってベットから立ち上がるたびに痛みを感じる強さは段々と小さくなりました。
最後の治療で普通に歩いても、しゃがんでも、寝転んでも極小さな違和感のようなものは残ってましたが、痛みとは言えるものではありませんでした。
帰宅前に再発予防の運動を指導していただき、現在も実践してますが、以来 以前のような腰痛を感じることはありません。
こんな治療法があるなんて、もし知らなければ、今でも腰痛に苦しんでたでしょう。

先生のコメント

Tさんは虚弱体質のため、羸痩とも言える体質で、骨は年齢のわりには細く脆弱なものでした。
お母さんからお電話をいただいた際、自分が治せるのか不安でしたので、初診時には直接ベットに移っていただき、触診しながら恐々諸関節の可動具合を確かめました。
Tさんの背中や腰は自然なカーブが完全に失われ、背部であるTH2から腰のL5はおろか、骨盤の一部であるS1までが後方に飛び出していました。

触診で得られた骨の状態は、同世代の人たちよりも細く、お話から伺える限り脆弱が予想できましたので、腰だけの治療は難しいと判断しました。
いくつかの手技と時間を要し、後方に飛び出した、いわば逆のカーブを少しずつ真っ直ぐにしようとしたのです。

多少 腰の飛び出し具合を改善できたことから、試しに立ち上がってもらいました。
Tさんは「えっ?!」と言う顔をされましたが、肩をお貸しし手を離されますと、お母さんの顔を向けて「痛みが小さくなってる」とおっしゃいました。
Tさんのお母さんは「本当?」とお尋ねになり、数歩歩かれたり腰を振ったりして「間違いなく小さくなってる」とおっしゃいました。
その後更に5回通院していただき、初診から四度目の治療で徒手でできる矯正はこれまでと判断し、再発予防の運動を指導しました。
その後経過を見るため五度目の来院を1ヵ月後に指定したのです。

最後の来院時には指導した運動の成果が見られ、背腰部の骨は柔軟性が保たれ、本来の自然なカーブが見られたたのです。
「このまま運動を続けてくださいね」とお伝えしてTさんの治療を終了したのです。

脊柱管狭窄症とは、神経の束である脊髄が、それを納めている脊柱管と言う管が狭まったため、感覚神経が圧迫を受け痛みなどを起こす疾患です。
原因の多くは個々の腰の骨(腰椎と言う)を固定している靱帯の骨化により生じるのですが、背や腰の自然なカーブが失われた際にも生じます。
何れの場合も外科的手術では、圧迫している靱帯や骨の一部を削ることをします。

我々理療師は自然なカーブを取り戻すことに専念し、更にその姿勢が維持できるよう股関節や膝関節の可動域を正常化し、再発の予防を行なうのです。
圧迫を受けている脊髄が脊柱管が元の自然なカーブを取り戻すことで、圧迫を最小限に抑えるのが目的です。
首の骨(頚椎)から下ってきた脊髄は、胸の骨(胸椎)から腰椎に移行する箇所で馬尾神経と呼ばれる脊髄よりも密度が薄い神経の束となります。
腰椎の自然なカーブを取り戻すと、痛みが軽減したり無くなったりするのはこれのおかげです。

これには患者さんの体質が大きく影響し、骨粗鬆症を生じておられる人なら禁忌と言う手技です。
Tさんの背腰部は一度目の施術で40%から50%程度までは戻すことができましたが、脆い腰の骨を考慮して段階を踏んだわけです。

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