滋賀県、腰痛治療

患者様の声

Bさん 女性 47歳 大阪府高槻市在住 看護士 慢性の肩凝り(側弯症&胸郭出口症候群)

今から4年前、闘病生活をおくっていた夫を亡くし、本格的に家計を担うため職場を換えたのです。
私の仕事は看護士で、外来勤務から病棟勤務に換えたのですが、現在の職場は体力が今までに無いほど必要でした。

その翌年、家庭の仕事を任せていた義母が発病し、外では仕事で看護を、帰宅すれば義母の介護をせねばなりませんでした。
それでも実家の実母が時々、家の中のことを見てくれたのでしたが、今度は私の体に異変が起こったのです。

起床時に時々頭痛が起こったり、仕事中に首や背中に激痛がはしったり、更衣に腕がつったりするのでした。
職場の先生に診てもらったのですが、「背が側弯してるよ」と原因を教えてくれるのでしたが、湿布を貼ることを勧めてくれるだけでした。
暇を工面し、接骨院や鍼灸治療を受けたのですが、すっきりしません。
同僚の紹介で兼田治療院を訪れたのはそのためです。

先生は痛みや異常のある背中を後にまわし、足を先に診てくれました。
見ると私の膝は右足が完全に伸ばせず、左足と踵を並べると3から4cmほど短いのです。
それで体の向きを幾つか換え、太腿の筋肉を揉みほぐし、右膝を完全に伸ばせるようにしてくださいました。
その後うつ伏せになり、丹念に背中や腰の筋肉をほぐしてくださり、腰から背中を伸ばすようにしてくださったのです。
ベッドから降りるように言われ、立ち上がってみると背中や腰がすっきりしてたのです。

先生に首の付け根から腰まで二本の指で背骨や腰骨を挟んで摩るように下ろされると、背が真っ直ぐになっているのが実感できました。
念のためにと、首や肩、上腕も揉みほぐしてくださり、それで右肩にドスンと乗っていた荷が外れた気になったのです。
その回の治療はそれまででしたが、右膝を完全に伸ばさず歩くのは私の癖のようで、以来、肩凝りを感じる兆しが出る頃にその治療をお願いしてます。
症状が辛い頃、家庭内も混乱を極めてましたので、当時は肉体的も精神的にもボロボロで、先のことを考えると途方にくれてました。

一時的ではありましたが、治療後の数ヶ月は身体のことを考えずにすむようになって、その分の余裕で義母の介護ができるようになりました。

先生のコメント

Bさんは右足の膝を曲げて歩かれる癖があり、何度か通院していただくうち、重量のあるショルダーバッグを左肩から右脇に垂らし歩かれるのが原因ではないかと思えました。
それで現在、背に負うリュックの使用を試していただいてますが、それが良かったのか、それとも治療院を換えられたのか、上記の原稿をお願いしてからお見えになられません。
主症状は右肩頸部と肩背部の慢性の痛みと、特に更衣の際に肩を動かして肘を伸ばそうとすると電撃のような鋭い痛みが起こると言うことでした。

更に慢性的ではなかったようでしたが、背中の中央から右側尻部にかけての突っ張り感を伴う痛みを感じておられました。
これは全て側弯症が原因で起こる症状で、右側に体を倒されるため、同側の肩が下がることで頭部は平行を維持するため左に傾きます。
また、右側の肋骨の隙間が狭まるため、第一肋骨の隙間を通って腕に達する神経が圧迫を受け、腕の症状を引き起こすのです。

治療は側弯の原因である右膝を左足と同様に伸ばすことで、これは膝の曲げ伸ばしに関わる筋肉の弛緩により果たせました。
で、その後は放っておいても頸部や背腰部の骨は垂直に戻るのですが、今までに側弯下姿勢を支えていた筋肉も弛緩させたなら、直りは早いため施術したのです。
背が真っ直ぐになったことで、上位からの圧迫が減ったため、それまで狭まっていた肋骨の隙間が平行を取り戻すことができました。
よって、脇下の肋骨間の隙間を通って上腕に達していた腕神経の圧迫が無くなったことで、腕の症状も無くなったのです。

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