滋賀県、腰痛治療

患者様の声

  • トップページ
  • >
  • 患者様の声
  • >
  • Mさん 女性 29歳 家業手伝い(組み立て家具販売)京都府京都市在住 慢性の足の痛み(片側性外反股)

Mさん 女性 29歳 家業手伝い(組み立て家具販売)京都府京都市在住 慢性の足の痛み(片側性外反股)

学校を出てすぐ、家業の家具販売店を手伝うようになりました。
最初の頃は伝票の整理や経理事務の手伝いだけでしたが、従業員の手が足りない時は店舗での仕事もこなしていました。
店舗での仕事とは、お客様が見本のディスプレーをご覧になり、「これが良い」とおっしゃった商品を倉庫から持って来て、お客様の車まで運んだり。
時にはご注文いただいた商品を、私自身が店のトラックに載せてお客様宅まで配達することもありました。

いつだったか忘れましたが、配達先でお客様から「足が悪いのに大変ですね」と言われたのです。
「えっ?! 何を言っておられるんだろう」と思ったのでしたが、それで初めて右足の異変に気がついたのです。

それまでは自分自身足に異変が起きているとは気がつきませんでしたし、まして足が痛いなどとは感じたことはありませんでした。
自宅の床に座り膝を伸ばしてみると、右膝が外を向いており、爪先も小指が床に触れるのでした。
それでも痛みは感じなかったため、そのままで毎日を過ごしてましたがそれが大きな間違いでした。

ある日、いつものように商品の入ったダンボール箱を持ち上げようとした際、右側の下半身全体に鋭い痛みを感じたのです。
急遽従業員の肩を借り整形外科に駆け込んだのですが、診断は右股関節の外反股と言うことでした。
お医者さんは休養を取ることとシップを貼ることと、我慢できない痛みが出たら痛み止めの薬を飲むように言われました。

それからは店舗の仕事を避け、裏方の事務仕事だけをするようにしたのですが、日常生活で腰を落としたり、買い物で外出した先でも痛みを感じるようになりました。
勧めてくれる人があり、兼田治療院で診てもらうようになったのはそんな理由です。

先生は私の話を聞いてベッドに移るようにおっしゃいました。
何故だかベッドではうつ向きを指示され、背中から尻までを触診され、その姿勢のまま治療を受けました。

その後右足を上になるように横向きの姿勢にされ、股関節周辺を治療してくださったのですが、不思議にその時はもう右足が軽くなってました。
それから立ち上がるように指示されベッドから下りたのですが、驚くことに右足先が前に向いていたのです。
当然右膝も前を向いていて普通の足に戻ってたのです。

帰宅時に足の重心のかけ方の注意事項と、次回の通院の予約を取ってその日は終えました。
自宅では教えられた注意を守っていたつもりでしたが、痛みは感じませんでしたがいつの間にか右膝が外を向いてたのです。
何度か通院して治療を重ねて、右足の悪い癖を無くそうとして遂に約一ヵ月後、通院の予約を取った当日になっても、膝が外を向いてませんでした。
「これでも通院しなければなりませんか?」と電話でお聞きすると、「それならその必要はありません」、「また外に向くようなら来てください」のお言葉をいただいたのです。
今回、この原稿を依頼され、この文を託すまで、以前のような痛みは感じてません。

先生のコメント

Mさんが扱われていた商品と言うのが鉄材を多く使用した組み立て家具だったため、ダンボール箱一個の重さが20kgほどもある物だったそうです。
小さい物なら棚に於いてあったそうですが、本体などの大きな物はフロアーに積み重ねてあるようで、それを持ち上げて台車に積むのが大変だったそうです。
その際、利き腕側の足を外に向けられていたのではないでしょうか。

やがて通常の生活でも右股関節が外に向いておられたのに気がつかず、周辺の筋肉に疲労が積み重なって慢性的な筋肉痛を感じられるようになったのです。
以後もその業務をされ、右足を踏ん張る体勢を余儀なくされたため、筋肉は「もう耐えられない!」とばかりに鋭い痛みを生じられたようです。

治療は意外と簡単で、広がり過ぎた右側の腸骨を窄め、骨盤を左右対称にすることでした。
広がり過ぎた骨盤の右側のため、通常の関節運動ではあり得ないほど伸ばされ続けた諸筋肉を緩め、血流を改善したことで右足が通常の向きを取り戻せました。
大事なのはこれからで、足先が外を向くのが通常だった悪癖を改善せねばなりません。
右足の重心をかける位置に意識を集中していただかねばならないのです。

四度ほど通院していただき、その度に骨盤矯正と筋肉の弛緩術を施し、先の注意事項を重ねて指示してお帰りいただきましたが、五回目のご来院はいただきませんでした。
この治療は、患者さん御自身が「絶対に直すぞ」と強く意識していただかねば完治は見込めません。
「私は無理」と途中で諦められたなら、当方としても無理にとは言えませんので、痛みに耐え切れないほどになってからその都度、治療をお受けいただくことになります。
しかしそれは当院では極めて珍しいことで、殆どの人が完治されております。

Mさんは強い意思を持ち、何をするときでも足裏に意識を集中されていたおかげで、比較的に早く完治を見られたのです。

一覧ページへ戻る

お気軽にお問い合わせください tel:090-9217-2959 WEBサイトの営業電話はお断りしております。

  • 腰痛の原因になる歩き方

当院のご案内

兼田治療院
〒520-1111
滋賀県高島市鴨(宿鴨)2191番地
その痛み諦めないで。兼田治療院へご相談ください!
  • 滋賀県で腰痛治療やヘルニア改善を専門におこなっている当院では
    肩の痛みや膝・関節の痛みなど慢性痛の緩和を目的にマッサージ施術しております。
  • tel:090-9217-2959 営業時間  8:30~21:00 不定休 時間外受付もご相談下さいWEBサイトの営業電話はお断りしております。

ページの先頭へ